夏休み水環境体験教室の様子
毎年8月1日は、健全な水環境の重要性について広く理解を深めるため、水循環基本法で「水の
日」と定められています。
わたしたちの財産である水の恵みを将来にわたって受け続けられるよう取り組むことが大切です。
川崎市では、令和4年3月に大気・水環境分野における今後の方針や具体的な取組などを位置付けた
「川崎市大気・水環境計画」を策定し、水環境の保全に向けて様々な取組を行っています。
みなさんもこの機会に身近な水を見て、触れて、水の大切さを考えてみませんか。
雨水が地下に浸透し、湧水となって地表に表れ、川となって海に注ぎ、水蒸気となってまた雨になる一連の流れを「水循環」といいます。これまで洪水や渇水、水質汚染、地盤沈下など、水循環に関する深刻な課題については一定程度改善がなされてきたものの、依然として課題は残されています。
また、今後、地球温暖化の影響によって新たな課題が発生することも懸念されています。
良好な水環境を保全するには、市民一人ひとりが水環境に関心を持ち、環境に配慮した行動をすることが重要です。
市では、水辺にふれあうイベント(夏休み水環境体験教室)の開催や出前授業の実施、水辺の親しみやすさ調査を行うこと等により、身近な川について学び、ふれあう機会をつくっています。水辺にふれあうことを通じて水環境の重要性を認識し、良好な水環境を一緒に実現していきましょう。
水辺の親しみやすさ調査マニュアル 水環境体験教室で行った水辺の親しみやすさ調査の様子
川崎の川や海の水質は、下水道が整備されるにつれて改善されてきました。しかし、生物多様性の保全やプラスチックごみ対策などの新しい課題もあり、
また、川や海のよごれは生活排水から多く発生しています。
今後のよりよい水環境に向けて一人ひとりの協力が不可欠です。
川や海をもっとすてきにするために、私たちが身近にできることをリーフレットを例示しました。ぜひできることから始めてみてください。
生活排水対策リーフレット「かわさきの川・海をもっとすてきに!」
問合せ: 環境局環境保全課 TEL 200-2520 FAX 200-3921
川崎市環境功労者表彰式は、地域環境の向上等に顕著な功績のあった個人または団体の方への表彰式で、平成10年度から行っており、今年で26回目となります。
本年は、川崎市内において、地球温暖化対策や緑の保全・緑化の推進、地域の清掃・美化、廃棄物の減量化・リサイクルなど、地域社会への貢献等の活動に努められ、顕著な功績のあった個人・団体38組を表彰しました。
令和5年度川崎市環境功労者表彰式の様子はこちら
問合せ: 環境局企画課 TEL 200-2387 FAX 200-3921
市では、中原一般環境大気測定局と麻生一般環境大気測定局に航空機騒音観測装置を設置し、騒音を測定しています。令和4年度(観測期間 令和4年4月1日~令和5年3月31日)の航空機騒音観測結果は次のとおりです。
※1:観測回数は、暗騒音レベル(航空機が飛行していない時)より10dB以上大きい航空機騒音を観測した回数を示しています。
※2:Lden(時間帯補正等価騒音レベル)とは、夕方と夜間の騒音に重み付けを行い、1日に発生したすべての騒音の暴露量を合計し、1秒あたりの評価値として表したものです。
また、航空機騒音に関する意見は、航空機を所管する関係機関に伝え騒音の解消に向け取り組んでいます。
問合せ: 環境局環境保全課 TEL 200-2525 FAX 200-3921
出生や入学、成人、結婚、賀寿などの対象者で希望される方に苗木を無料で差し上げます。申込書は区役所などで配布していますが、公園緑地協会のホームページからもダウンロードできます。
・賀寿(還暦60才・古希70才・喜寿77才・米寿88才・卒寿90才・白寿99才)・ 新市民・住宅の新築
(川崎市内在住の方に限ります)
問合せ: 公財)川崎市公園緑地協会 TEL 711-6631 FAX 722-8410
市では、ごみ焼却灰の埋立に伴い、廃棄物の最終処分場である浮島埋立処分場において、敷地境界の空間放射線量(ガンマ線)及び内水の放射能濃度(放射性セシウム濃度)について測定を行っています。6月の測定結果は次のとおりです。詳しくは市ホームページをご覧ください。
問合せ:環境局処理計画課 TEL 200-2590 FAX 200-3923
●二酸化窒素(NO2):全局で日平均値が0.06ppm以下でした。
●浮遊粒子状物質(SPM):全局で環境基準の短期的評価に適合しました。
●微小粒子状物質(PM2.5):全局で日平均値が35μg/㎥以下でした。
●光化学オキシダント(Ox):市内に光化学スモッグ注意報は発令されませんでした。
注1:本データは最終確定値ではありませんので、後日修正することがあります。
注2:本表中のSPM における環境基準評価は、当月の測定結果について短期的評価を行ったものです。
1 二酸化窒素:1 時間値の1 日平均値が0.04ppm から0.06ppm までのゾーン内又はそれ以下
2 浮遊粒子状物質:1 時間値の1 日平均値が0.10mg/m3 以下であり、かつ、1 時間値が0.20mg/m3 以下
3 微小粒子状物質:1 年平均値が15μg/m3 以下であり、かつ、1 日平均値が35μg/m3 以下
詳しい測定データは、市のホームページをご覧ください。
問合せ:環境総合研究所地域環境公害監視担当 TEL 276-9096 FAX 288-3156
公害病被認定者数 1,116人(認定者総数 6,058人-認定失効者数 4,942人)
認定失効者数 4,942人(治癒等 2,105人+死亡者数 2,837人)
令和5年6月末現在(健康福祉局)
発行編集
川崎市環境局総務部企画課
電話044(200)2387(直通)
E-mail 30kikaku@city.kawasaki.jp