かわさきの環境月刊誌『環境情報』2025(令和7)年4月1日発行 NO.632

〈特集〉太陽光発電設備等の設置費を川崎市がサポートします

2050年の脱炭素社会の実現を目指し、太陽光発電設備等の再生可能エネルギー利用設備の建築物への設置をより一層促進するため、「川崎市地球温暖化対策等の推進に関する条例」を令和5年3月に改正し、新たに新築建築物への太陽光発電設備等の導入制度を創設し、令和7年4月から新制度をスタートします。制度の詳細は市ホームページよりご覧いただけます。

目次


太陽光発電設備等の補助

令和7年度から開始する新築建築物への太陽光発電設備の義務化制度等を踏まえ、市域の再生可能エネルギー普及・地産地消に向けた住宅用太陽光発電設備や蓄電池、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)等の設置導入に関する補助を市民の皆さんに対して行います。

※補助を受けるには各設備の要件を満たす必要があります(詳しくはホームぺージに掲載します)。

受付期間と対象

  • 受付期間:令和7年4月中旬から12月末まで
    ※予算状況で早期終了の可能性があります。
  • 対象者:市内の住宅にお住まい(居住予定)の個人

※事業者に申請手続きを委任することもできます
手続きの流れや必要書類については、川崎市公式ホームページで詳しく案内しています。また、手続きは「オンライン手続かわさき(e-KAWASAKI)」によるオンライン申請のみとなります。

問合せ:環境局脱炭素戦略推進室     TEL 200-2178   FAX 200-3921


「第28期 川崎市地域環境リーダー育成講座(基礎編)」の受講生を募集します!

かけがえのない地球を大切に守っていくためには、私たちは何をすべきなのか?地域のみんなと、自分のまちの姿を変えるために、私たちはどんなことができるのか?環境に関する講義や、市内で活動している団体の見学などを通して、学びながら考え、行動してみませんか?

環境各分野の有識者や実際に地域で活動をしている方の講義を無料で受講できます!!
環境問題やSDGsに関心のある方、環境保全活動をしてみたいと考えている方、ご参加お待ちしています!今年度は、特別講師として俳優・多摩川クラブ代表の中本賢氏も登壇予定です。長年多摩川流域の小学生たちに川での遊び方を教えている中本氏に、川崎の未来についてお話いただきます。

募集概要

  • 日時:令和7年6月8日(日)、6月22日(日)、7月6日(日)、7月26日(土)(全4回)10:00~16:30
  • 場所:高津市民館(高津区溝口1ー4ー1 ノクティ2 12階)、ほか
  • 定員:20名程度(応募多数の場合は過去に本講座を受講していない方を優先の上、抽選により決定します)
  • 募集期間:令和7年5月9日まで
  • 応募資格:
    ・川崎市在住、在勤又は在学の18歳以上の方
    ・原則、毎回参加できる方(一部の講座はオンライン受講も可能です)
  • 応募方法:申込フォームからお申し込みください。
昨年度の講義の様子
実践編の発表の様子

【実践編】基礎編修了後はさらに実践的な内容へ

9月~11月には、地域や職場で環境活動を行うために必要な考え方や技術を、実習やグループワークを通して学ぶ「実践編」を開催します。
基礎編との同時申込も可能ですので、今後地域や職場で環境活動をしてみたいと考えている方はぜひご参加ください。

基礎編・実践編ともに3日以上出席された方には修了証を発行しています!
(※過去に本講座を受講し修了した方は、基礎編のみ再度受講することができます。)

問合せ:環境局企画課  TEL 200-2837  FAX 200-3921


かわさき水辺の生きものPRムービー第2弾・第3弾公開しました!

かわさきの水辺の生きものや水環境について知ることができるプロモーションムービーを作成しました!第2弾、第3弾となる今回は、市内北部の湧水地と多摩川河口に広がる干潟にすむ生きものを特集しています。現地の貴重な生態系と水環境を守るために、私たちにできることは何があるか一緒に考えてみませんか?

湧水地編

干潟編

かわさき水辺の生きもの(湧水地編)

自然豊かな湧水地が存在するかわさき北部。そこには、湧水地ならではの貴重な生きものがすんでいることがわかっています。今回、湧水地で保全活動をする方々に密着!彼らの努力で守られている豊かな水環境と貴重な生きものたちを紹介します。そこには現地の生態系を脅かすアイツが…?

かわさき水辺の生きもの(干潟編

川崎市のすぐ隣を流れる多摩川の河口には、「干潟」と呼ばれる潮が引いたときに現れる陸地が存在します。今回は、干潟でしかみられない様々な生きものを調べたり、「大師河原干潟館」の館長さんにお話を聞いてみました。干潟では、目立たずにひっそりと暮らしている生きものたちが私たちを待ち受けていました。一体その正体は…?

問合せ:環境局環境総合研究所     TEL 276-9096   FAX 288-3156


飼育の日イベントを開催します!!

開催日時:2025年4月20日(日) 午前10時~午後3時【荒天中止】

飼育の日(4月19日(し・い・く)」を知っていますか?
夢見ヶ崎動物公園では、飼育現場の見学等を通して「動物園」や「飼育」について身近に感じていただくことを目的とした「飼育の日」イベントを開催します。(10:00~15:00の時間帯でスポット的に実施)

①調理場見学タイム&飼育員・獣医師に聞いてみよう!
(1回目:10:30~11:00 2回目: 11:45~12:15 ) 
これはどの動物のエサかな?調理場の紹介と見学。飼育員に動物の飼育のこと、仕事のことなども質問してみよう!
・定員各回8組(1組3名まで、最大24名)

シマウマ飼育現場見学
(11:10~11:40)
普段見られない獣舎の掃除などを間近で見て、シマウマのことを質問してみよう!
・定員8組(1組3名まで、最大24名)

動物のからだのちがいを知ろう!
(13:00~13:40)
動物の体のしくみや動物種による違いを、実際に観察しながら楽しく学ぼう!
・定員10組(1組3名まで、最大30名)

動物園のなかなか聞けない話
 (飼育員によるトークイベント)
(14:00~14:30 定員40名)
普段聞くことのできない動物の飼育診療などについて、写真や動画を用いて紹介。詳細は夢見ヶ崎動物公園公式HPにて。

※各イベントは小学生以下は保護者同伴が必要(例:子2名大人1名)
※①②③⇒開始30分前にパークセンター前で抽選整理券を配布
※④⇒開始30分前よりパークセンター前で参加整理券を配布
※当日は、動物公園駐車場は大変混雑が予想されます。 公共交通機関での来園にご協力をお願いいたします。

アクセス

バス:川崎駅西口・元住吉駅(市バス・臨港バス利用)「夢見ヶ崎動物公園前」下車
電車:鹿島田駅下車徒歩約20分・新川崎駅下車約15分
※当日動物公園駐車場は利用できません。公共交通機関をご利用の上、ご来園ください。

問合せ: 建設緑政局夢見ヶ崎動物公園 電話588-4030 FAX588-4043


脱炭素アクションで会社経営にメリットを!

産業界において、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量を公表していく動きがあり、中小企業等の取組を見える化する「川崎市中小規模事業者用脱炭素化取組計画書制度」を活用する事業者を『川崎市脱炭素経営アクション推進事業者』として認定し、官民連携で支援する新たな制度を創設しました。
認定を受けると、広報面や資金面でのメリットも!
興味のある方は、ぜひ問合せ先までご連絡ください。
※なお、本市と連携して認定事業者を支援する民間事業者も併せて募集します。

認定取得による主なメリット

  • 広報面:認定書の発行、認定事業者一覧を市ホームページに公表
  • 資金面:再エネ・省エネ設備導入への補助、市融資制度の保証料補助、金融機関の融資商品での優遇
詳細はこちら

問合せ: 環境局脱炭素戦略推進室     TEL 200-0369   FAX 200-3921


[月例データ]浮島埋立処分場における放射能濃度測定結果(2025年2月)

市では、ごみ焼却灰の埋立に伴い、廃棄物の最終処分場である浮島埋立処分場において、敷地境界の空間放射線量(ガンマ線)及び内水の放射能濃度(放射性セシウム濃度)について測定を行っています。2月の測定結果は次のとおりです。詳しくは市ホームページをご覧ください。

問合せ:環境局処理計画課 TEL: 200-2590  FAX: 200-3923


[月例データ]大気環境(2025年2月)

●二酸化窒素(NO2):測定を行った全局で日平均値が0.06ppm以下でした。
●浮遊粒子状物質(SPM):測定を行った全局で環境基準の短期的評価に適合しました。
●微小粒子状物質(PM2.5):測定を行った全局で日平均値が35μg/㎥以下でした。

注1:本データは最終確定値ではありませんので、後日修正することがあります。
注2:本表中のSPM における環境基準評価は、当月の測定結果について短期的評価を行ったものです。
注3:富士見公園局は、市役所前局への移設準備、移設作業のため当月の全期間が欠測となっています。

環境基準

1 二酸化窒素:1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内又はそれ以下
2 浮遊粒子状物質:1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下
3 微小粒子状物質:1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下
詳しい測定データは、市のホームページをご覧ください。

問合せ:環境総合研究所地域環境・公害監視担当 TEL :276-9096 FAX :288-3156

公害病被認定者数 1,067人(認定者総数 6,061人-認定失効者数 4,994人)
認定失効者数 4,994人(治癒等 2,108人+死亡者数 2,886人)
令和7年2月末現在(健康福祉局)

発行編集

川崎市環境局総務部企画課
電話044(200)2387(直通)
E-mail 30kikaku@city.kawasaki.jp

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